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[初心者向け]0〜1歳の赤ちゃん撮影におすすめのレタッチ術|Lightroom・Photoshop活用ガイド

【初心者向け】0〜1歳の赤ちゃん撮影におすすめのレタッチ術|Lightroom・Photoshop活用ガイド

はじめに

0〜1歳の赤ちゃんやご家族の写真を撮影すると、「もう少し明るくしたいな」「肌をきれいに見せたい」と思うことはありませんか?
でも、レタッチ初心者の方には「どの機能を使えばいいの?」「やりすぎにならない?」と迷ってしまうことも。

そこで今回は、新人フォトグラファーさんに向けて、Adobe LightroomPhotoshopを使った、やさしくて自然なレタッチの基本をお伝えします。
赤ちゃんらしさ・家族のあたたかさ・アートの鮮やかさを引き出す編集のコツ、たっぷりご紹介します!


📸 1. 赤ちゃん写真(0〜1歳)をふんわり優しく仕上げるLightroomの使い方

✔️ こんな写真におすすめ:

  • 明るさが足りない
  • 赤ちゃんの肌が少し赤く見える
  • 全体をふんわりした雰囲気にしたい

🌿 Lightroomでの基本操作

調整内容 操作方法 目安設定
明るさ 「露光量」 +0.3〜+0.7
影を明るく 「シャドウ」「黒レベル」 シャドウ+30、黒レベル+10
柔らかさ演出 「明瞭度」 −10〜−20(ふんわり感アップ)
色味をあたたかく 「色温度」 +300〜+700K
肌の赤み軽減 「HSL」→赤・オレンジの彩度を下げる −10〜−20程度

💡ポイント:明るく柔らかい雰囲気を出すことで、「赤ちゃんらしさ」がより引き立ちます。


👨‍👩‍👧 2. 家族写真は自然な笑顔と色のバランスが大事!

✔️ こんなときに使える:

  • 顔が暗く写ってしまった
  • 肌をきれいに見せたい
  • 家族写真に統一感が欲しい

🌿 Lightroomのおすすめ設定

調整内容 操作方法 目安設定
顔だけ明るく 円形フィルター/ブラシツール 顔部分に露光量+0.3
柔らかいコントラスト 「トーンカーブ」でS字 明部+20/暗部−10
肌の質感補正 「明瞭度」「テクスチャ」 −10〜−15
色味の調整 HSLで服や背景の彩度調整 服の色を目立ちすぎないように

💡ポイント:「家族らしさ」はナチュラルさが命。肌や服の色を整えて、笑顔が自然に見えるように意識しましょう。


🎨 3. アート作品(手形足形・ペイント)を引き立てる編集のコツ

✔️ こんなアートにぴったり:

  • カラフルなペイント作品
  • 手形・足形アート
  • 写真データとして残したい作品

🌿 Lightroomで鮮やかに!

調整内容 操作方法 目安設定
背景を白く 「ホワイト」+「露出」 ホワイト+30、露出+0.3
色を鮮やかに 「彩度」や「鮮やかさ」 +20〜+30
絵の具の質感強調 「明瞭度」「テクスチャ」 +10〜+20

💡ポイント:アートは「作品」として見せることを意識して、色と形がハッキリ見えるように調整しましょう。


🖥️ Photoshopでのワンステップ補正例(応用編)

Photoshopは、Lightroomでは難しい細かい修正合成に強いです。

目的 Photoshopでの操作
赤ちゃんの肌をなめらかに 「Camera Raw フィルター」→「明瞭度」や「ノイズ軽減」
引っかき傷やゴミを消す 「スポット修復ブラシツール」/「コピースタンプツール」
背景のぼかし 赤ちゃんを選択→背景に「ガウスぼかし」
キャンバスの水平調整 「切り抜きツール」で角度調整
印刷用データ作成 「キャンバスサイズ」で余白をつける+カラープロファイル変換(sRGB→CMYK)

おわりに:レタッチは「やりすぎない」がポイント!

赤ちゃんや家族の写真は、「自然さ」「温かさ」「思い出らしさ」が大切。
Lightroomで全体を整えて、必要に応じてPhotoshopで部分的な補正を加えることで、やさしく、見返したくなる一枚に仕上がります。

最初は「どこまでやるべき?」と悩むかもしれませんが、“伝えたい気持ち”が伝わる写真こそが素敵な作品です。
ぜひ今回の内容を参考に、楽しくレタッチに取り組んでみてくださいね!

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