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[初心者向け]Canon初心者向け|えのぐ遊び撮影術

[初心者向け]Canon初心者向け|えのぐ遊び撮影術

「えのぐ遊びのイベントを撮影するけど、子どもの動きが速くてブレちゃう…」「明るくて可愛い写真にしたいのに、なんだか暗くなってしまう…」そんなお悩みはありませんか?

この記事では、Canon EOS Kiss X5やR10を使って、ママが「思い出に残したい!」と思う瞬間をしっかりと捉える撮影術を、初心者でもわかりやすく解説します。

動きのある子どもを室内で可愛く・明るく・ブレずに撮るには、ちょっとしたカメラ設定と構図のコツを押さえるだけで大丈夫。

難しい専門用語は少なめに、実際の撮影現場で「これを知っていれば安心!」と思える内容にしました。初めてのえのぐイベント撮影も、この記事で安心してのぞんでくださいね。

えのぐ遊びイベントとは?どんな写真が求められているのか

ママが「記憶に残したい」と思うポイントとは

えのぐ遊びイベントは、子どもたちが普段できないような大胆な遊びを思いきり楽しめる貴重な体験です。絵の具でペタペタ手を塗ったり、床や壁をカラフルに彩ったり、普段とは違う“自由な表情”が見られるのが最大の魅力。

そんな中で、ママたちが「撮ってほしい!」と思うのは、笑顔や驚き、無邪気な仕草など、子どもの“らしさ”が詰まった一瞬。記録よりも“記憶”に残るような、感情が伝わる写真が求められています。

撮影時に押さえたい“子どもの表情”と“動き”

撮影の主役は、ダイナミックに動く子どもたち。笑い声や絵の具を投げる瞬間、ふとした真剣な表情、そしてママと目が合った瞬間など、一つひとつの表情がとてもドラマチックです。

特に**「夢中で遊んでいる姿」「驚いて笑う瞬間」**など、“動きと感情が交差する瞬間”を狙って撮ると、より心に響く写真になります。


Canon Kiss X5・R10でのおすすめ撮影設定(室内・動きのある子ども編)

絞り優先モードとシャッタースピードの目安

室内イベントでは光量が不足しがちなので、まずは**絞り優先モード(Av)**がおすすめ。
F値は開放気味の「F3.5〜F5.6」を基準に、シャッタースピードは1/250秒以上を目指すと、動く子どもでもブレにくくなります。

ISO感度は800〜1600、X5ならISOオートを使わず、手動で設定して試してみるのが◎。R10であれば高感度耐性もあるため、ISO3200まで安心です。

光源の活かし方とホワイトバランス調整

店内の光源が蛍光灯やスポットライトの場合は、「オートWB」ではなく「蛍光灯」「白熱電球」など手動設定がおすすめ。絵の具の色味をナチュラルに再現できます。

また、逆光を避けつつ、側光や斜めからの光を取り入れると、立体感と動きが出て、写真がより印象的になります。

動きを止めるor流す?シャッター表現の工夫

すべてを止めて撮る必要はありません。
例えば、絵の具を手で振りまいた瞬間などは、1/100秒〜1/125秒程度に設定して、動きをあえて残すと、臨場感がぐっと増します。


“ママがときめく写真”を撮るための構図テクニック

ダイナミックな動きが伝わる!3分割法の応用

定番の三分割構図は、動きのある写真をバランスよく仕上げるのに最適です。子どもの顔を右上や左上の交点に置き、背景にカラフルな壁や絵の具の跡を入れることで、「動き+空間」を演出できます。

子どもと親の関係性を切り取るレイマン比率の活用

レイマン比率(黄金比)を応用した構図は、親子の関係性を美しく残したいときに効果的。
例えば、ママと子どもが向かい合って手形を押している場面など、画面に弧を描くような視線の動線を意識して配置すると、柔らかく温かみのある印象になります。

撮影距離で感情が変わる?寄りすぎ注意の理由

赤ちゃんや幼児をかわいく撮りたいとき、つい寄りすぎてしまいがちですが、背景のカラフルさや空気感を写し込みたい場面では**「少し引いて撮る」**のがポイント。

特に動いている子どもには、“引き”と“寄り”を織り交ぜながら連写することで、後から感情豊かな写真をセレクトしやすくなります。


明るくて映える写真に仕上げる!レタッチソフトの使い方

スマホでもできる!Lightroomでふんわり明るく

Lightroomモバイルを使えば、PCがなくても簡単に可愛い写真が仕上がります。

おすすめの設定例:

  • 明るさ(露出)+0.30〜0.50
  • ハイライト−10〜−30(白飛びを防ぐ)
  • 彩度+5〜10(絵の具の色を引き立てる)
  • 明瞭度−10前後(ふんわりした印象に)

“赤ちゃんらしさ”を引き立てる色味・トーンとは

0歳〜1歳の赤ちゃんを写す際は、ふんわりとした明るさと柔らかい肌色がポイント。
「ピンク寄り」「水色・白が引き立つ」トーンにすることで、優しく親しみやすい印象になります。青っぽくなりすぎた写真は、「色温度を+500Kほど調整」してあげると自然な暖かみが戻ります。


初心者フォトグラファーへのアドバイス

撮影前にできる準備と、現場での心構え

・子どもの目線になれるよう、しゃがんで撮る練習をしておく
・絵の具でレンズが汚れないよう、保護フィルター+クロスを準備
・事前に現場を見て、光の入り方や背景を確認しておく

撮影時は、構えすぎず、遊びに混ざる感覚で。緊張すると、構図も動きも硬くなってしまいます。

実際の現場で役立つ「撮影の流れ」と声かけ

「次はここで手を使ってみようか!」など、子どもに自然な動きを誘導する声かけがあると撮りやすくなります。ママに対しても「今、お子さんと目が合ったときすごくいい表情でしたよ」と一声添えることで、ママの満足感にもつながります。


「撮影中に、赤ちゃんが笑ってくれるか不安がありましたが、赤ちゃんとの関わりの経験が豊富な子育てサロンのスタッフの方がとっても上手に笑顔を引き出してくれました。おかげで、ママに大変喜んでいただける満面の笑顔のお写真をスムーズに撮ることができました。」
(子ども2人育て中の30代 ママフォトグラファー)


まとめ

えのぐ遊びイベントは、子どもたちの“今しかない表情”を撮る最高のチャンス。
Canon Kiss X5やR10といった初心者向けカメラでも、ちょっとした設定の工夫や構図の意識、そしてママ目線での「ときめく瞬間」を狙うことで、プロ顔負けの1枚が撮れます。

難しく考えすぎず、「子どもと一緒に楽しむ」気持ちでシャッターを切れば、写真は自然と心に残るものになります。この記事が、あなたの撮影体験をもっと楽しく、充実したものにしてくれたら嬉しいです。

 

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