[初心者向け]想いが伝わる手形足形アート写真の撮り方ガイド
「せっかく我が子と作った手形・足形アート。かわいく残したいけど、いざ撮るとなると“どう撮れば想いが伝わるか分からない”と悩んでいませんか?」
この記事では、作品そのものの魅力はもちろん、ママの「大好き」という気持ちや、子どもとの思い出が写真から伝わるように撮影するためのコツを、初心者フォトグラファーさん向けに丁寧にご紹介します。
カメラ設定や構図の工夫、ふんわり優しく仕上げるレタッチ方法まで実践的に解説するので、初めての方でも安心です。
プロっぽく見えるのに、子どもとのぬくもりがしっかり伝わる1枚。そんな写真を一緒に撮れるようになりましょう。
ママの“想い”を写真に込めるには?
作品に込められた気持ちとは?(アート別の意味と背景)
手形・足形アートには「大好きだよ」「生まれてきてくれてありがとう」というママの想いが込められています。例えば、手形・足形アートは「この時期にしかない小さな手足」を残すもの。フィンガーペイントは、子どもが自由に色と触れ合いながら描く表現そのものが“今の感性”を映し出します。
フラワーアートには、「新生児期の記憶を、美しく記録しなおす」意味があり、月齢が進んでから「振り返るきっかけ」にもなります。
どの作品にも共通しているのは「今しかない時期への愛情」と「家族の記録」という大切な感情です。
「記録」と「感情」を同時に残す写真の考え方
記録写真といっても、単なる“記録”ではなく、「見返した時に気持ちが蘇る」ようなカットを意識することが大切です。
おすすめなのは、作品単体の写真に加えて「制作時の様子」や「子どもと作品を一緒に写した写真」を残すこと。
「撮影中に、赤ちゃんが笑ってくれるか不安がありましたが、赤ちゃんとの関わりの経験が豊富な子育てサロンのスタッフの方がとっても上手に笑顔を引き出してくれました。おかげで、ママに大変喜んでいただける満面の笑顔のお写真をスムーズに撮ることができました。」(子ども2人育て中の30代 ママフォトグラファー)
“アート”としての完成写真に、子どもの手が少し入っていたり、にっこり笑顔が横に写っていたりすると、見る人の心に響く「物語ある写真」になります。
手形・足形アートを魅力的に撮るためのコツ
構図の工夫で作品の温かさを引き出す方法
物撮りの基本は「構図」と「光」。
アート作品は真正面から撮るだけでなく、斜め45度からふんわり撮ることで立体感や温かみを表現できます。背景に木のテーブルや、ママが選んだ季節の飾りなどが少し入っていると、生活の中の1シーンとして自然で印象的です。
三分割法を意識して、アートを中央に配置しすぎず、余白に小物を添えることで作品がより引き立ちます。
屋内撮影におすすめの光の取り入れ方と小物配置
やわらかい自然光が入る時間帯(午前10時〜午後2時)を狙いましょう。
レースカーテン越しの光は、赤ちゃんやアートにぴったりのやさしいトーンを作り出します。
窓の横にテーブルを置き、逆光になりすぎないようサイド光を意識すると、作品の立体感も出てGood。
小物は最小限でOK。作品を邪魔しないよう、同系色の造花やウッド調のフレームなど“テイストを合わせる”のがコツです。
Canon EOS Kissでのおすすめ設定(X5/R10)
Canon EOS Kiss X5
- 絞り優先モード(Av)
- F値:f/4〜f/5.6(背景をややぼかしつつ全体を見せたい)
- ISO:400(自然光がある部屋なら)
- シャッタースピード:1/100〜1/200
- ホワイトバランス:太陽光 or オート
- シャープネス:弱め(ふんわり感を出したい場合)
Canon EOS Kiss R10
- 同様にAvモード
- F値:f/2.8〜f/4(背景を大きくぼかして主役を強調)
- ISO:自動 or 320〜400
- ホワイトバランス:カスタム設定で白背景の色味を整えると◎
どちらもライブビュー撮影を活用して、モニターで光の加減や構図を確認しながら撮影すると安心です。
完成後の写真を“よりかわいく”仕上げるレタッチ術
ふんわり・優しい印象にする色味調整(Lightroom・スマホアプリ)
Lightroom(スマホ版OK)で以下の調整が効果的です。
- 露出:+0.3〜0.5(明るめに)
- ハイライト:-20(白飛び防止)
- シャドウ:+20(優しい雰囲気)
- 色温度:+5〜+10(少し暖色寄りでぬくもりを)
- 明瞭度:-10(柔らかい印象に)
アプリでは「Foodie」や「VSCO」でも同様のフィルター調整が可能です。
「ふんわり・ほっこり」を意識して、青っぽさを抑えるのがポイント。
SNSや印刷で映える画像サイズと仕上げ方
- SNS投稿用:2048px × 2048px(Instagramに最適)
- 印刷用:350dpiでA4サイズを意識(3000px以上推奨)
明るめ・彩度控えめ・余白多めの写真は、インスタでも反応が良く、ギフト印刷にも映えます。日付やメッセージを画像の一部に配置すると、より記録性が高まります。
まとめ
手形・足形アートの写真撮影は、ただ作品を記録するだけでなく、「ママの気持ち」「今しかない成長」「思い出のストーリー」を未来に残す大切な行為です。
構図や光、小物の使い方、カメラ設定にちょっとした工夫を加えるだけで、アート作品はぐっと魅力的になります。そして、仕上げのレタッチで優しさと可愛さをプラスすれば、ママの“想い”が見る人にもしっかり届く1枚に仕上がります。
初めての撮影でも、今回のポイントを押さえれば大丈夫。大切なアート作品を、写真というカタチで美しく、心あたたかく残していきましょう。
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